5月 松濤学舎 山手線1周
みなさん、お久しぶりです。
寮長の藤井です。
5月はゴールデンウィークがあります。
松濤学舎ではゴールデンウィーク期間に新1年生との交流の場として、山手線を1周歩くという過酷な行事があります。
昨年、一昨年は新型コロナウイルスの影響により中止しまして、
寮長の私も、初めての参加となりました。
参加人数は1年生を中心に寮生の半分ほどのメンバーが参加してくれて、活気ある山手線一周が始まりました。
以下、山手線一周のスケジュールです。
上記の通り、朝、4時20分に松濤学舎のロビーに集合して出発いたしました!
4時20分ですよ。。
出発!
4時20分とはいえ、素晴らしい笑顔、さすが佐賀県民!
3つの学年混合チームに分かれました。
チームメンバーのカラーも様々で、
ゆっくり景色を見ながら山手線を一周歩くチーム
朝ごはんも食べずに、急いで進んでいくチーム
それぞれ楽しそうな写真がライングループに送られてきました!
個人的には、誰か、脱落して全員が山手線一周をやり遂げることはできないと思っていましたが、
さすが、根性ある県民性でみんな頑張ってくれました!
3チームとも協力して山手線1周をやり遂げることができました!
これまでは、山手線を行ったメンバー全員で食事会や温泉などに行っていたようですが、
今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、それぞれのチームで過ごしてもらうようにしました!
お昼は二郎系ラーメン!
私が所属していたチーム東大では1周を終えた後、落合駅の近くにある
「松本湯」にメンバー全員で行きました。
下半身が筋肉痛で動かないメンバーがほとんどで、そのような状況の中での銭湯は格別でした。
銭湯では、山手線行事を振り返りながら湯船に浸かり足腰をリラックスさせることができました。
熱い湯、冷たい湯を交互に繰り返すことで、次の日の筋肉痛を軽減させるのにみんな必死です。笑
なんせ、次の日普通に対面授業の人が多いので。。
そんなこんなで、山手線の行事は無事に終えることができました。
最後に、普段から私たちの身の回りをお世話してくださる舎監夫人さんに母の日のプレゼントとして、花束をプレゼントしました。
山手線1周 完
ここからは、個人的に思うことを話していこうと思います。寮長として。
山手線1周に参加したメンバー全員が言います。
「もう一生したくない」「地獄」「来年は行かない」
正直私もそう思いました。40キロを歩くのですからね。
来年はしなくてもいいかなとも思いました。
むしろ、実行したところで誰が参加するのか?とも思いました。
しかし、終わってみて、思いました。
とてつもなく、お互いが仲良くなっていたのです。
上京して右も左も分からない1年生にとっては、大都会「東京」を知るきっかけにもなったと思います。
これまでは、テレビやInstagramに映し出される東京の姿が現実になるのですから、大きなカルチャーショックを受けたと感じています。
私自身、思い返してみても悩んでいたことを思い出します。
「出る杭は打たれるが、出過ぎたくいは打たれない。」
(松下幸之助の名言)
最後はこの言葉で終わろうと思います。
私たち、は佐賀から上京してきた出る杭です。
松濤学舎には素晴らしい才能を持っているで溢れています。
数学が得意な人、スポーツが得意な人、芸術を磨いている人、、、、、、
素晴らしい個性で溢れています。
日々、お互いを励まし合い、讃えあい、時にはぶつかりあいながら切磋琢磨しています。
食堂には「切磋琢磨」という文字がデカデカと壁にかかっています。
佐賀から出てきた杭たちは、異彩を放ち、出過ぎることで、
大都会「東京」にようやく馴染むことができるのかも知れません。
同質せず、自分を探し続けよ!
生涯現役!
最後までご覧いただきありがとうございました!